米経済誌フォーブス(Forbes)がこのほど発表した「アジアで最も影響力のある女性(Asia’s Power Businesswomen)」の最新版トップ25に、ベトナムから格安航空会社(LCC)最大手ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)のグエン・ティ・フオン・タオ社長(49歳)と、乳製品大手ヌティフード(NutiFood)のチャン・ティ・レ社長(46歳)の2人が選ばれた。
VJCは2007年設立で、国営航空会社ベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)の輸送旅客数を超える最大手の格安航空会社に発展した。運航する路線網は国内線と国際線を合わせて計120路線へと拡大している。
VJCのタオ社長は、同社のほか様々な会社の重職を務めている。総資産は25億USD(約2700億円)に増加し、国内初の女性億万長者、また自ら起業した東南アジア地域初の女性億万長者となった。
ヌティフードは2003年設立で、工場4か所を運営する地場の乳製品大手の1社。2018年の売上高は9兆5000億VND(約440億円)、税引前利益は8280億VND(約39億円)だった。同社のレ社長は、合弁事業や合併・買収(M&A)を通じて海外市場への進出を目指している。
なお、同ランキングには11か国から女性25人が選ばれている。日本からは、ヤーマン株式会社(東京都江東区)の山崎貴三代 代表取締役社長と、ウォンテッドリー株式会社(東京都港区)の仲暁子 代表取締役CEOの2人が選ばれている。
viet-jo
情報源: ハノイ日本語ガイド・通訳の集め:
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