クアンビン省の洞窟群が海外映画のロケ地に人気、ピーターパン最新作にも登場

火曜日 - 15/01/2019 05:01
北中部クアンビン省人民委員会のチャン・ティエン・ズン副主席は、海外の多くの映画制作団体が、同省に存在する洞窟群をロケ地として映画を撮影したい意向であることを明らかにした。

PAN~ネバーランド、夢のはじまり

北中部クアンビン省人民委員会のチャン・ティエン・ズン副主席は、海外の多くの映画制作団体が、同省に存在する洞窟群をロケ地として映画を撮影したい意向であることを明らかにした。
 
映画でのハロン湾映像

同省のフォンニャ・ケバン国立公園は世界自然遺産に登録されており、◇フォンニャ洞窟、◇ソンドン洞窟、◇ハンエン洞窟など、世界でもトップレベルの美しい洞窟を数多く有している。中でも同公園のソンドン洞窟は世界最大で、洞窟体験ツアーが観光客の人気を集めている。

これらの洞窟群の幻想的で美しい風景は、映画の撮影に理想的なロケ地だと高く評価されている。また、ズン副主席は、洞窟群がロケ地として利用されることで、同省の観光業の促進、及び世界での認知度向上に貢献するものと期待を寄せている。

直近では、2014年5月7日から9日にかけて、ピーターパン実写映画の最新作「PAN~ネバーランド、夢のはじまり~」の撮影がハンエン洞窟で行われている。同映画は、ベトナムで7月公開、日本で9月公開の予定。


映画でのTam coc 世界遺産映像

同省文化スポーツ観光局によると、別の海外の映画制作団体も最近、フォンニャ・ケバン国立公園を訪問・下見したばかりで、ここから大ヒット映画が生まれる見込みだという。

なお、2014年における同省の訪問者数は前年2倍の280万人で、うち外国人観光客数は前年比でおよそ+27%増加した。

ピーターパン実写映画の最新作「PAN~ネバーランド、夢のはじまり~」が、ベトナムで10月9日に公開される。上映劇場は、◇ギャラクシーシネマ、◇ロッテシネマ、◇CGVシネマなど。日本公開は10月31日。

同映画の一部のシーンには、北中部クアンビン省の世界自然遺産、フォンニャ・ケバン国立公園のハンエン洞窟で撮影された風景が使われている。2014年、10人の専門家が同洞窟を訪れ、3Dや写真など様々な形式で洞窟の風景を記録。ブルーバック合成により、壮大なシーンが完成した。ハンエン洞窟は世界で3番目に大きな洞窟として知られている。

同映画には、ハンエン洞窟のほか、同じく世界自然遺産に認定されている東北部アンニン省ハロン湾や、世界複合遺産の紅河デルタ地方ニンビン省チャンアン生態観光区の雄大な自然も登場する。



映画でのPhong nha世界遺産映像

監督はジョー・ライト、出演者はヒュー・ジャックマン(黒ひげ)、ギャレット・ヘドランド(フック)、ルーニー・マーラ(タイガー・リリー)、リーヴァイ・ミラー(ピーターパン)など。

情報源: ハノイ日本語ガイド・通訳の集め:

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